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20日間

2017年になる前に、ちゃんとパスタのことを整理しておきたくて
書き留めておきます。
本当は、もっと早くに書きたかったけど、
思い出したら悲しくなってなかなか書けませんでした。
megさんの記録として。

(長文です)

パスタは、2015年の夏に胆管が詰まり、今年に入って常に血尿が出る状態。
なので、胆管の詰まりをなくす薬や膀胱炎(組織検査をしたわけではないので疑い。)の炎症を抑える薬を朝夕服用していました。

10月の半ばぐらいから、食べたものを吐くようになりました。
すわっ! またしても肝臓が詰まったのか!!
と、焦りましたが、吐いていても、食欲が通常通りモリモリ。
肝臓じゃないんやな、ほんなら大丈夫かな、と素人考えでした。
それにmegさんもminoさんも忙しかったり、身内の不幸があったりと、
病院へなかなか連れて行けませんでした。

吐く回数も増え、全体的なパスタの様子も悪いよう気がしました。
どこかが痛いとかではなく、動きがノロノロと緩慢になったり。
15歳だし、こんなもんなのかなと。
1日2回のご飯も、量を変えずに回数を増やして消化に負担がかからないようにしたり。

11月2日にやっと病院へ。
血液検査の結果、肝臓ではなく腎臓に問題があることがわかりました。
慢性腎不全です。
数値が振り切ってました。
それに、注射針が入らないほど脱水症状を起こしていました。

その日から、静脈点滴と首からの輸液を毎日始めました。
動物病院が開いている月、水、木、金、土、日。
火曜日以外は毎日、朝9時に連れて行き預けます。
夜7時から8時の間に迎えに行き連れて帰ります。

半日入院という形をとりました。
これだと、minoさんもmegさんも仕事を休まなくて大丈夫です。
火曜日は、パンの販売日でmegさんが家にいます。
輸液も自宅でします。

2日の日に病院へ行くまでは、ヨロヨロながらも歩いていたのに、
一度、寝込んでしまうと、後ろ足が全く立たなくなりました。
力が入らないようです。
ほとんど寝たきりに。
寝返りもうてないので、オムツも敷いてるだけです。

調子が悪くなってから、一番困ったのがごはんを食べないということ。
食べたいけど食べれないというよりも、あんまり食べたくないと感じました。
あんなに食い意地がはっていたので、
どんな状況になっても食べてくれるやろうと思っていましたが・・・。
当然、体重もどんどん落ちてきます。
少しでも体力はつけて欲しいので、あの手この手で食べさせますが、
ことごとくノー。
唯一プリンは、少し口にしてくれました。
病院で買った缶詰をシリンジに入れて歯の隙間からチューって入れたり。
最初の頃は、立たない足を起こして座らせて水をお椀から飲ませていましたが、
それもできなくなり(上半身もシャキッとしなくなったので)、
水も、シリンジから飲ませました。

食べてないから、当然、見た目もどんどん弱ってきています。
目力もありません。
あの、ニコッとした笑い顔にもなりません。
表現はおかしいですが、ずっと真顔のまんまです。
それと、まぶたも閉じません。
ずっと開いたまま、横になってます。
なのでドライアイ用の目薬も指します(ヒト用)。

19日土曜日に荒かった呼吸が、日曜日には弱々しい呼吸に変わっていました。
目は閉じていないのですが、もうmegさんとかminoさんとかに反応はしません。
しゃんとした意識はないように感じました。
もう、最後が近いのだと思いました。
下痢の回数も増えてます。
足のむくみもひどくなってきてます。

21日この日も動物病院へ9時から20時まで入院のため、
ベッドからパスタを抱き上げるとき嫌がって噛もうとしました。
「ごめんやで、今日はどうしても仕事に行かなあかんから、明日からは家にいるで。」と。
この時に明日からは、仕事も休んでずっと家でつきっきりでいようと決めていました。

バギーに乗せる時も、弱いながらも抵抗します。
バギーのフチに噛み付いて離しません。
どこにそんな力があるのかと思うぐらいでした。
それを無理やり離して、寝かせました。

今思えば、パスタも自分の最後がわかっていて、
大好きな家に居たかったのかもしれません。

病院へ着いて先生に現在の状態を伝えます。
もって今週かなと思うので、明日からは連れてくるのをやめます。
家でみますと伝えました。

夜は、minoさんが車で迎えに行きました。
先生から、「輸液が背中に溜まってきてるので、もう輸液の効果がない状態と思われます」と。

車の後部のベッドにパスタを寝かせ、21時にminoさんが戻ってきました。
minoさんが大慌てで2階に上がってきました。

「パスタが息してない!!」
「さっきまで、生きてたのに!!」

そして、ベッドごと抱きかかえて2階のベビーベッドに。
やっぱり息はしていません。
脈を見ようと思うのですが、動転していてさがしきれません。


「もういい、がんばったから。」
「これでいいねん。」


病院から家まで、車で5分ほど。
パスタもminoさんが迎えに来てくれるまで、がんばったんやと思う。
家にたどり着く前に、ちょっとフライングしたけどな。

2人して大泣きしながら、遅い夕飯を食べました。
悲しくても、お腹はすくもんです。

カラダをきれいに拭いてやりました。
資生堂の水のいらないシャンプー。
とっても役に立ちました。
(今でもこの香りを嗅ぐとパスタを思い出します。)

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いつものように寝ているみたいです。
なので、何度も何度も、ほんまに死んじゃったんかな?って。

夜も、一緒に2人と1匹、川の字で寝ました。
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(いつも、寝袋で寝てるのですよ。)

翌日、おにぎり、パン、みかん、花、minoさんmegさんの写真。
色々揃えました。
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寝てるみたいやけど、体はカチコチに冷たく。
でも、布団に面してる方は、少し温いんですよ。

パスタが頑張った20日間。
人間にとってはたったの20日間かもしれへんけど、
犬にとっては、4ヶ月ぐらいの闘病生活。

病院へ連れて行かなければ、
11月の初旬でダメになってたかもしれへん。
でも、パスタにとって病院へ行ったのがよかったのかどうかはわかりません。
しんどくても、家にずっと居たかったのかもしれないし・・・。

minoさんもmegさんも、もっとあーしてやればよかったとか、
こーしてやればよかったとか、少なくともmegさんは色んなこと後悔してます。
(みんなに言わせれば、何をしても後悔するって言われました。)

翌日の22日は1日ベッドで寝かせてやりました。
そして、23日。
箕面ペット霊園で、本当に遠いところへ行ってしまいました。

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どんな姿でも、ほんまに可愛い。

最後、骨になっても可愛い。
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きれいだった、尻尾と足の指の骨、歯が比較的きれいだったので、
レジンで固めてプレートにしました。
残りは、全部持ち帰り粉々にすりつぶして、色んなところに撒いてます。

パスタ。
15年と116日。
かけがえのない日々をありがとう。










by mimepa | 2016-12-30 01:00 |